【PDF単体/POD紙書籍】ビリー・ザ・キッド関連書籍
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ビリー・ザ・キッド、真実の生涯
【クレジット】 編訳者:西川秀和 表紙:彩ヒロヤ (@h_iro3d) 挿絵:深海コヨーテ 中野奏人 【概要】 ―訳者の解説と注記より抜粋― 原題は『AUTHENTIC LIFE OF BILLY THE KID』(1882年)。パット・ギャレットによって発行されたビリー・ザ・キッドの伝記である。「ビリー・ザ・キッド、真実の生涯――南西部の無法者にして、その大胆不敵で血塗れの行為は彼の名前をニュー・メキシコ、アリゾナ、そして北部メキシコで恐るべきものにした」という副題が付けられている。 ギャレットによる序文に続き全23章と補遺から構成される。ビリーが英雄として祭り上げられる風潮に対抗して「真実」を伝えるために出版された。ギャレットはビリーを殺害した悪者だという評判が立っていたからである。悪評が立つのは保安官のギャレットにとって致命的な問題であった。まず保安官は選挙で選ばれる公職である。さらにギャレットの功績に報いるためのお金が募られていたという事情もあった。 著者はギャレットとされているが、実際は友人のアッシュ・アプソンが大部分を書いている。内容や文体からすれば、おそらく第1章から第15章までをアプソンが書き、序文と第16章以降をギャレットが書いたと思われる。それは文体の違いによって明らかである。アプソンは、ビリーの母と同じ下宿に住んでいたことがあり、ビリーの少年時代について知っていると述べている。ただビリー・ザ・キッドの幼少期に関しては史料がきわめて少なく、かなり信憑性が低いと考えられる。とはいえリンカン郡戦争の頃に関してはある程度、信頼できる内容だと考えられる。 『ビリー・ザ・キッド、真実の生涯』は新聞広告によれば1882年3月11日に発売されている。1881年10月14日付の記事においてギャレットは、ビリーの伝記を書いていると話している。したがって、その頃にはすでに執筆にとりかかっていたと考えられる。さらに12月3日には出版社との契約が決まって128頁の構成で1部50セントで販売されることになったと報じられているので原稿がすでに完成していたのだろう。ビリーが亡くなってから半年も経っていないのでかなり急いで刊行されたと言える。完成版は137頁だが、頁番号の振り間違いがある。 ビリーの殺害人数について一般的に「メキシコ人とインディアンを含まなければ21人」という話が流布しているが、それはギャレットの指摘によるものではなく、『ビリー・ザ・キッド、真実の生涯』1927年版に寄せられた序文で新たに付け加えられた話である。ギャレット自身は、キッドがアメリカ人を12人殺害したとしている。ただ1881年7月21日に発行されたビリーの死亡記事にはすでに「[ビリーは]人生で毎年毎年ひとりずつ男を殺したと自慢していた」と書かれている。 いったいどれだけの人間をビリーが殺害したかは諸説ある。16人という話もあれば、26歳で亡くなるまでに26人を殺害したという話、23歳で亡くなるまでに23人を殺害したという話もある。そして、1897年に発行された『ザ・ストーリー・オブ・ザ・カウボーイ』という本によって21歳で死亡して21人を殺害したという説が定着した。現代において最も確実とされる検証では、ビリーの殺害人数は多くても9人である。その中にはメキシコ人もインディアンも含まれていない。ビリーがメキシコ人やインディアンを殺害したという信頼できる記録がないからである。 注記 ※できる限り資料を忠実に訳出しようと努めましたが、あまりに読みにくい場合は意訳しています。また人名や地名など固有名詞が史料によって呼び方が異なる場合や事実関係や時系列が矛盾する場合はそのまま訳出して、必要に応じて訳注を付しています。 ※原文は癖のある文体なうえに刊行までの時間があまりに短く十分に推敲されたとは思えない英文です。したがって、読みやすい訳文に整えるのが困難であったことをご了解ください。 ※写真資料は古いものが多く、鮮明に印刷できない場合もあることをあらかじめご了解ください。 ※訳文には差別的な表現が一部含まれますが、当時の表現をそのまま訳出しています。訳者には差別を助長する意図はありません。
ビリー・ザ・キッド史料アンソロジー
※PDF版のタイトルは『ビリー・ザ・キッド史料集成』になっていますが内容は同じです。 【クレジット】 編訳者:西川秀和 表紙:樹 (@fennel_itsuki) 【概要】 本書は、ビリー・ザ・キッドと同時代に生きていた人々が書き残した記録を中心に構成されている。なぜそうした記録が重要なのか。パット・ギャレットが書いた『ビリー・ザ・キッド、真実の生涯』はあくまでギャレット、もしくは代筆者から見た一面的な記録でしかない。ビリー・ザ・キッドの史実に迫るには、できるだけ多くの史料を比較検討しなければならない。そこでビリー・ザ・キッドの史実に関心がある人のために主要な史料を収集して翻訳した。『ビリー・ザ・キッド、真実の生涯』と合わせて読むと、ビリー・ザ・キッドについてより理解が深まると考えられる。
ビリー・ザ・キッド伝説
【クレジット】 編訳者:西川秀和 表紙:霧野綾月 降り立つ荒野を見つけた渡り鳥 (@ayagili) 【概要】 本書は、ビリー・ザ・キッドを題材にしたダイム・ノベル(三文小説)を2本立てで収録している。1本目は『無法者ビリー・ザ・キッドの生涯The True Life of Billy the Kid: The Noted New Mexican Outlaw』の全訳である。『無法者ビリー・ザ・キッドの生涯』はビリー・ザ・キッドの死後2ヶ月以内に刊行されている。 2本目のダイム・ノベルである『ビリー・ザ・キッドの生涯True Life of Billy the Kid] 』はドン・ジェナードによって書かれ、 1881 年 8 月 29 日にニュー・ヨークで刊行された。作者のドン・ジェナードは明らかに偽名であり本名は不明である。おそらく作者が新聞報道を材料に想像力を膨らませて綴った作品だと考えられる。
パット・ギャレットの生涯
【クレジット】 編訳者:西川秀和 表紙:こへい (@cohei0600) 【概要】 『パット・ギャレットの生涯THE LIFE OF PAT F. GARRETT AND THE TAMING OF THE BORDER OUTLAW: A History of the “Gun Men” and Outlaws, and a Life-Story of the Greatest Sheriff of the Old Southwest』は、ギャレットが殺害された直後、42ページの小冊子として刊行され1部50セントで販売された。きわめて市場流通が少なく、現存している部数はわずか2部である。現在、ギャレットを単独に取り上げた伝記は数冊あるが、本書が全生涯を取り上げた最初の伝記であることは間違いない。